第二章 なかがき

ここまでお付き合いくださいましてありがとうございます。

前回がヒスイの脇を固めた章だとするならば、
今回はさらにその周りが見えてきた章かもしれません。羽の生えそろった雛が飛び立つと、そこには想像以上に広い世界が広がっていたのです。
妖魔のこと、精霊のこと。ようやく主要登場人物が出そろってきたという気がします。
初期における最大のネタばれも果たしましたし、少し肩の荷が下りました。

そう、これはまだ「初期」です。
謎はまだ山積みです。なのに、なんでしょうか、第一章の長さに比べると、この第二章の長さは。
こうやってだんだん長くなっていくのですね。なんだかやっと連載作家になってきたようなうぬぼれを感じています。毎週、更新されるたびに感想をくださる常連様、偶然にもこの物語を読んで面白いと思ってくださった読者様に、この場を借りて心より感謝を。

Special thanks to
    aiya様、天城麗様、彩根耕二様、える様、オカカ様、香月様、可音様、黒羽菜々様、斉藤白寿様、桜子様、菅原志乃様、関景様、田島光記様、夏心からり様、夏目岬平様、なおか様、なはと様、neko様、波多様、ぴぃ様、右様、ミツルギサヤト様、結城澪様、その他読んで下さった皆々様(50音順)
 

   十和田 茅 拝
   (2002.04.25)


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